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なんで同じ時代なの
第4章 今、嵐
「ここのタルト美味しいんだよねー!
たっ、食べよ?
私、この木苺のにするよー。」
パクッ。
んー!
あまりの美味しさに一瞬、お城のお茶会に呼ばれたかの様な、優雅な錯覚をおこす。
この部屋に置いてあるセンスの良い家具とレモンティーの良い香り〜
その幸せなひとときを打ち消す黒いオーラの二人。
「で?何しにきたの?」
「俺の凛を迎えにきただけだ」
「何を勘違いしてるのか知らないけどさ、凛は俺の恋人だから!結婚の約束もしてるの!ずっと前から。だからもういい加減諦めてくれる?」
えっ?約束とかしてないけど、もしかして私達、昔知り合いだったの?
イヤないない!
「悪いけど、邪魔者はお前の方だよ、俺と凛はいずれ結婚する」
小田君のビリビリとした殺気が怖い。
「あのー私、結婚の約束とか誰ともしてないんだけど、ってか私達まだ学生だよ?」
たっ、食べよ?
私、この木苺のにするよー。」
パクッ。
んー!
あまりの美味しさに一瞬、お城のお茶会に呼ばれたかの様な、優雅な錯覚をおこす。
この部屋に置いてあるセンスの良い家具とレモンティーの良い香り〜
その幸せなひとときを打ち消す黒いオーラの二人。
「で?何しにきたの?」
「俺の凛を迎えにきただけだ」
「何を勘違いしてるのか知らないけどさ、凛は俺の恋人だから!結婚の約束もしてるの!ずっと前から。だからもういい加減諦めてくれる?」
えっ?約束とかしてないけど、もしかして私達、昔知り合いだったの?
イヤないない!
「悪いけど、邪魔者はお前の方だよ、俺と凛はいずれ結婚する」
小田君のビリビリとした殺気が怖い。
「あのー私、結婚の約束とか誰ともしてないんだけど、ってか私達まだ学生だよ?」