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真夏の花びら
第3章 猛獣
史織は目を閉じながら、じっと泣いている。
「田中君、トップスの裏地にパットが入っているんだよ」
「そうなんですか、しりませんでした」
校長はトップスから片方のパットを取り外すと史織の顔に投げつけた。
「分厚いパットを入れて胸を盛りやがって!」
そして、もう一つのパットも取り出すと、史織の顔に近づいてパットを顔に押し付けた。
「あっ、やめて......」
史織は顔をしかめながら左右に動かした。
「ほら!これは標準のパットじゃないだろっ!」
グリグリとパットを顔に押し付ける。そして、パットによって涙と鼻水が顔に塗り広げられていった。
「生徒達に見栄を張りたかったんじゃないですか?」
「わざわざ分厚いパットを買って来たのか?え?どうなんだよ!」
たまらずに史織は小さくうなずいた。
「この詐欺女がっ!」
校長は史織の乳房を鷲掴みして円を描くように手をまわした。
「ぃっ!痛いぃ!」
「このおっぱいを大きく見せたかったんだろ?答えろ!」
「ぅぅう......」
バシッ!
田中が手の甲で史織の顔を叩いた。
「校長先生の質問に答えなさい!」