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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第17章 母が息子を密告する時~時代劇 鬼平犯科帳 密告 より~
皆様、おはようございます。
昨夜は校正を少し済ませて、鬼平さんを見ました。
前半が密告。
紋蔵←この字がどうか判りません。
という盗賊がいました。情け容赦ない盗みをすることで知られています。
ある日、平蔵の元に密告書が届きました。
今夜、紋蔵が急ぎ働きをするからという内容でした。
平蔵が密告書を届けた煮売り屋の親父に尋ねると、四十ほどの美しい女が
平蔵に渡すようにと頼んでいったということです。
女の特徴は脚を少し引きずるようにして歩いていたということで、
平蔵は女に心当たりがあることに気づきます。
実はその女お百は、平蔵がまだ若くて放蕩三昧を繰り返していた時代の
悪仲間が手を付けた女でした。
お百はその悪仲間の子供を身ごもり、それを知った男はお百を無情にも石段から
突き落として流産させようとしたのですが、お百は無事に子を生み、
子を連れて別の男の後妻に入りました。
江戸を去る際、お百に平蔵はいくばくかの金子と珊瑚玉のかんざしを餞別に
送りました。
平蔵はお百を妹のように可愛がっていたのです。
お百はその恩を忘れませんでした。
昨夜は校正を少し済ませて、鬼平さんを見ました。
前半が密告。
紋蔵←この字がどうか判りません。
という盗賊がいました。情け容赦ない盗みをすることで知られています。
ある日、平蔵の元に密告書が届きました。
今夜、紋蔵が急ぎ働きをするからという内容でした。
平蔵が密告書を届けた煮売り屋の親父に尋ねると、四十ほどの美しい女が
平蔵に渡すようにと頼んでいったということです。
女の特徴は脚を少し引きずるようにして歩いていたということで、
平蔵は女に心当たりがあることに気づきます。
実はその女お百は、平蔵がまだ若くて放蕩三昧を繰り返していた時代の
悪仲間が手を付けた女でした。
お百はその悪仲間の子供を身ごもり、それを知った男はお百を無情にも石段から
突き落として流産させようとしたのですが、お百は無事に子を生み、
子を連れて別の男の後妻に入りました。
江戸を去る際、お百に平蔵はいくばくかの金子と珊瑚玉のかんざしを餞別に
送りました。
平蔵はお百を妹のように可愛がっていたのです。
お百はその恩を忘れませんでした。