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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第162章 「師任堂の深紅の絹の包み」を読んで
「師任堂の深紅の絹の包み」を読んで ~朝鮮王朝時代を真摯に生きた女性「サイムダン」のもう一つの物語~
その本の最後の行を読み終え、かなりの厚みのある本を閉じた瞬間、終わったという想いが脳裡を掠め、深く静かな感動の余韻が私を包み込んだ。
それはまるで深い湖のようでもあり、少しでも長くそこにたゆたっていたいーそんな気分であった。
私がこの書物に興味を抱いたのは韓流時代劇「師任堂 サイムダン~色の日記」を観て、申・サイムダンという一人の女性を知ったからである。韓国ではお札にもなるほど有名な女性であり、朝鮮王朝時代の封建社会に生きながら、妻として芸術家として活躍した偉大な女性である。
その本の最後の行を読み終え、かなりの厚みのある本を閉じた瞬間、終わったという想いが脳裡を掠め、深く静かな感動の余韻が私を包み込んだ。
それはまるで深い湖のようでもあり、少しでも長くそこにたゆたっていたいーそんな気分であった。
私がこの書物に興味を抱いたのは韓流時代劇「師任堂 サイムダン~色の日記」を観て、申・サイムダンという一人の女性を知ったからである。韓国ではお札にもなるほど有名な女性であり、朝鮮王朝時代の封建社会に生きながら、妻として芸術家として活躍した偉大な女性である。