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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第194章 雑草のごとく~あるがままに~
まず、一言これだけは最初に言っておきたいのだが、手書きで文章を書こうと思ったのは、随分と久しぶりである。そもそものきっかけは、ハンドメイドサイトで見つけた美しい便箋であった。何でも、草花を顕微鏡で見た様をそのままデザインとして使っているそうだ。丁度、次に書く予定の作品で小道具としてデルフィニウムの花を使うので、デルフィニウムをあしらったデザインのペーパーを探していたところ、これがヒットした。
今、私はその美しい模様の散りばめられた便箋に、実に久しぶりにペン書きでエッセイを綴っている。何というか、不思議な世界観だ。なかなか誰もが発想しないアイデアであり、そのどこか万華鏡を彷彿とさせる美しい映像にも心惹かれたけれども、殊に共感したのは、デルフィニウムよりむしろ「新宿の雑草」とネーミングされたデザインであった。
今、私はその美しい模様の散りばめられた便箋に、実に久しぶりにペン書きでエッセイを綴っている。何というか、不思議な世界観だ。なかなか誰もが発想しないアイデアであり、そのどこか万華鏡を彷彿とさせる美しい映像にも心惹かれたけれども、殊に共感したのは、デルフィニウムよりむしろ「新宿の雑草」とネーミングされたデザインであった。