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催眠玩具
第16章 あとがき
男である以上、女性の生理にピタリと寄り添ったものなど書けるわけがない。だいたいそんなの書ける男がいたら気持ち悪い。だから、こう、女性の肌との間に1cmぐらいの隙間があるぐらいで寄り添う……そんな潔い男らしさで……誰ですか、むしろそっちのほうがキモイみたいな事を言うのは。
泣いちゃうからやめたげてTT
ええ、出しましたともよ、美少年! これで女性読者はガッツリくいつきですわ! ほんで、年上のイケメンとのオフィスラブだよ、文句あっか! あとはそーだ、女友達なんかも出しちゃおう。恋の相談とか定番だよね! ヒロインは感情移入しやすく、色々翻弄されるようなポジションにして……はい、こめんなさい。全部きれいに裏切りましたですね。
いちおうね、「作品紹介」詐欺にはなってないように書いたつもりです。
誘う女の甘い罠。
調教に溺れる美少年。
支配された恋人。
その玩具は、今日も淫らな愛に濡れて――
間違ってないよね?
間違ってないでしょ?
嘘言ってないもんね?
全部その通りですよね!?
……とにかく、どうして、その通りに書かなかったのか、と。
どうしてこーなっちゃったのか、と。
いや、待ってください!
失敗したんじゃないです!
私が書きたかったのはコレです!
読んでみて「面白かったよ!」という方、握手!
全然不本意じゃないです。
もう、これが楽しいと思って書きました!
勿論、実力不足で至らない点も多々あったかとは思いますが!
少なくとも、面白いと思って書きました。エッヘン!
ただ、「期待したものと違う」という読者もおられるだろうことは予測しております。心中お察しいたします。カネ返せって言えないのがネット小説の辛い所ですよね。
でもなんか、書き終えて今、私、けっこう満足しています。
やりたいようにやれたし、なんせ、PVがかつてないほど良かったんですよね。
私がこのサイトで公開させて頂いた作品の中では。
今望むのはそうですね、「女性に読ませたかったら、やっぱここはこうじゃないと!」みたいなご意見ですね。