この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妄想の神さまっ♪
第5章 痴漢男との再会
北桃山駅には数名の警官がいた。
いつもとは違って、厳重警戒という感じ。
残念ながら、朝に私を助けてくれたイケメン刑事さんはいない。
『痴漢男が脱走したんや』
私の頭の上を浮いているオッサンが言った。
さすがに神さまだ。
全ての事情が見渡せるんだろう。
ところが・・・
警戒厳重のはずの北桃山駅のはずなのに、なぜか急に警官の姿が見えなくなった。
「やつが来るぞ」
オッサンが言った。
緊張で冷や汗が出る。
オッサンは私に憑いているが、霊体なので何にも触れることが出来ず、私を助けることが出来ない。
誰かが私の腕を掴んだ。
来たっ!!
私の背筋は凍り付く。
いつもとは違って、厳重警戒という感じ。
残念ながら、朝に私を助けてくれたイケメン刑事さんはいない。
『痴漢男が脱走したんや』
私の頭の上を浮いているオッサンが言った。
さすがに神さまだ。
全ての事情が見渡せるんだろう。
ところが・・・
警戒厳重のはずの北桃山駅のはずなのに、なぜか急に警官の姿が見えなくなった。
「やつが来るぞ」
オッサンが言った。
緊張で冷や汗が出る。
オッサンは私に憑いているが、霊体なので何にも触れることが出来ず、私を助けることが出来ない。
誰かが私の腕を掴んだ。
来たっ!!
私の背筋は凍り付く。