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恋花火***side story
第16章 New LIFE
高校は中学と違って、いつも菜月と一緒にはいられなくなった。
部活も忙しいし、それに休み時間もそれぞれ友達と過ごす。
普段は学食だけど、週に一度の学食が休みの日には、菜月が弁当作ってくれて、その日だけは一緒に食べたけど。
「付き合ってるの〜?」っていう質問がほんとにしつこい…
どうでもよくねえ?俺の中でもうそこは通過しちゃったんだよね。
一時期はすげー気にしてたけど。笑
登下校以外で、菜月と会えるのは部活の時間だけ。
だけどその部活も中学とは段違いにハード。
菜月と話す時間も余裕もない。
一年生は基礎トレばっかやらされる。
基礎トレはキツかったけど、中学と違って部活のみんなは優しくて面白くて、毎日部活の時間が楽しみだった。
だけど、熊みたいな三年のキャプテンがめちゃくちゃ怖い…
返事の仕方ひとつでもうしばかれるんじゃないかぐらいの迫力がある。
先輩たちはバカみたいなことする奴なんかいなくて、みんなストイックだった。
50人くらい入部した一年生は、たったひと月で半分に減った。
「タケル痩せたね…」
「…そう?」
菜月に言われた。確かに痩せた。
部活があんまりハードで。
「マッサージしてあげる〜」
そう言って菜月は帰り道でマッサージしてくれる。
手を。笑
「手使わないから。笑」
菜月的ジョークね。笑
えへへ〜って笑ってる菜月を見ると、気も緩んでく。
「って、菜月の手!どした!?」
いつもフニフニだった菜月の手。
その手は赤くなってカサカサ。指先はひび割れしてる。
それもそのはず、マネージャーは俺らの練習着を毎日手洗いしてくれているから。
まだ肌寒い季節の中、冷たい水で。
「可愛い絆創膏〜」
近所のコンビニで可愛い絆創膏買って、菜月のひび割れに貼っていく。
「…菜月、ありがと。」
お礼を言うのは照れ臭いけど、俺の我儘で菜月にはマネージャーやってもらってる。
すると菜月は満面の笑みで、「部活楽しいよ」そう言ってくれた。
もう、すげー好きすぎて
簡単に言葉には出来ないくらいのところまで来ちゃってた。
部活も忙しいし、それに休み時間もそれぞれ友達と過ごす。
普段は学食だけど、週に一度の学食が休みの日には、菜月が弁当作ってくれて、その日だけは一緒に食べたけど。
「付き合ってるの〜?」っていう質問がほんとにしつこい…
どうでもよくねえ?俺の中でもうそこは通過しちゃったんだよね。
一時期はすげー気にしてたけど。笑
登下校以外で、菜月と会えるのは部活の時間だけ。
だけどその部活も中学とは段違いにハード。
菜月と話す時間も余裕もない。
一年生は基礎トレばっかやらされる。
基礎トレはキツかったけど、中学と違って部活のみんなは優しくて面白くて、毎日部活の時間が楽しみだった。
だけど、熊みたいな三年のキャプテンがめちゃくちゃ怖い…
返事の仕方ひとつでもうしばかれるんじゃないかぐらいの迫力がある。
先輩たちはバカみたいなことする奴なんかいなくて、みんなストイックだった。
50人くらい入部した一年生は、たったひと月で半分に減った。
「タケル痩せたね…」
「…そう?」
菜月に言われた。確かに痩せた。
部活があんまりハードで。
「マッサージしてあげる〜」
そう言って菜月は帰り道でマッサージしてくれる。
手を。笑
「手使わないから。笑」
菜月的ジョークね。笑
えへへ〜って笑ってる菜月を見ると、気も緩んでく。
「って、菜月の手!どした!?」
いつもフニフニだった菜月の手。
その手は赤くなってカサカサ。指先はひび割れしてる。
それもそのはず、マネージャーは俺らの練習着を毎日手洗いしてくれているから。
まだ肌寒い季節の中、冷たい水で。
「可愛い絆創膏〜」
近所のコンビニで可愛い絆創膏買って、菜月のひび割れに貼っていく。
「…菜月、ありがと。」
お礼を言うのは照れ臭いけど、俺の我儘で菜月にはマネージャーやってもらってる。
すると菜月は満面の笑みで、「部活楽しいよ」そう言ってくれた。
もう、すげー好きすぎて
簡単に言葉には出来ないくらいのところまで来ちゃってた。