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恋花火***side story
第19章 soccer boy*Riku
念願の高校に入学
もちろんサッカー部に即入部した。
なぜか茜も一緒に。
「このたるんだ身体どうにかしないと〜と思って。」
「まだそれ覚えてたんだ 笑」
茜はマネージャーとして頑張ると言っていた。
しばらくして、同じくマネージャーのユリという女の子と仲良くなった。
割と大人っぽい子で、物言いもハッキリしている感じの子。
ある日ユリに、「一緒に帰ろう」と言われた。
まぁ特に用事もなかったし、深く考えずにオーケー。
二人で駅まで歩いた。
「じゃあ明日ね。バイバイ。」
「うん。」
すると翌日もまた、一緒に帰ろうって言われた。
そんな日が数日続き、当然周りは噂する。
ユリと付き合っているのかと、数人に聞かれた。
「…あたしたち噂されてるって知ってる?」
「うん。何人かに聞かれた。」
「もう付き合っちゃう?」
「え?」
悪いけど、そんな風に考えたこともなかった。
「…ごめん。」
「好きな子でもいるの?」
好きな子
そう言われて浮かんだのはエリカの顔
まだ忘れてなんかいない
忘れられるはずがなかった
毎日サッカーに明け暮れる中でふと、エリカのことを思い出す瞬間があった。
今どうしてる?
身体はなんともない?
そんなことばかり、毎日毎日考えていたから…
「…好きな子いるんだ、ごめん。」
「…そっかぁ。」
ユリは、だったらしょうがないねと、すぐに理解してくれた。
もちろんサッカー部に即入部した。
なぜか茜も一緒に。
「このたるんだ身体どうにかしないと〜と思って。」
「まだそれ覚えてたんだ 笑」
茜はマネージャーとして頑張ると言っていた。
しばらくして、同じくマネージャーのユリという女の子と仲良くなった。
割と大人っぽい子で、物言いもハッキリしている感じの子。
ある日ユリに、「一緒に帰ろう」と言われた。
まぁ特に用事もなかったし、深く考えずにオーケー。
二人で駅まで歩いた。
「じゃあ明日ね。バイバイ。」
「うん。」
すると翌日もまた、一緒に帰ろうって言われた。
そんな日が数日続き、当然周りは噂する。
ユリと付き合っているのかと、数人に聞かれた。
「…あたしたち噂されてるって知ってる?」
「うん。何人かに聞かれた。」
「もう付き合っちゃう?」
「え?」
悪いけど、そんな風に考えたこともなかった。
「…ごめん。」
「好きな子でもいるの?」
好きな子
そう言われて浮かんだのはエリカの顔
まだ忘れてなんかいない
忘れられるはずがなかった
毎日サッカーに明け暮れる中でふと、エリカのことを思い出す瞬間があった。
今どうしてる?
身体はなんともない?
そんなことばかり、毎日毎日考えていたから…
「…好きな子いるんだ、ごめん。」
「…そっかぁ。」
ユリは、だったらしょうがないねと、すぐに理解してくれた。