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恋花火***side story
第20章 シアワセ日和
新入生を迎え、部の勢いは加速した。
県選抜の常連のタケルがいるからか、刺激があってみんなやる気に満ち溢れているように見えた。
素行が悪いだとか、普通じゃないとか噂で聞いていたけれど
こうして仲間としてプレイしていると全然そんなんじゃないと思った。
「菜月帰ろ〜」
「うん。」
部活後はいつも、タケルと菜月ちゃんは一緒に帰っていた。
二人は気付いてないだろうけど、実は同じ路線。
タケルはいつも彼女を守るように立ってたし
菜月ちゃんは甘えるようにくっついていた。
数年前に見かけた時より、更に近づいているように見える二人。
だけどサッカー部の一年が言うには、二人は付き合ってないらしい。
こんなに仲良しなのに?
もしかして俺と茜みたいな?
でも俺らはこんなにくっついたりしないけどね…
「茜先輩、お疲れ様でした!」
菜月ちゃんは俺とはあまり話さないけど、よく茜の所に来ていた。
いつもニコニコ笑ってて、なんか良い。
二年のマネージャーは性格がキツイ子が多いから、勝手に心配なんてしてみる。
「菜月ちゃんいじめたりすんなよ?」
「するわけないじゃん。」
「おまえはしないだろうけどさぁ…」
ユリあたりちょっと心配。
案の定ユリは菜月ちゃんに対して結構キツイ。
あれしろこれしろ、全てやらせていた。
「やんなきゃ覚えないじゃん」
そうやってユリは言うけど。
俺は気になって気になって仕方がない。
家政婦は見た、的にチラ見してたと思う。
我ながらウザい…。
県選抜の常連のタケルがいるからか、刺激があってみんなやる気に満ち溢れているように見えた。
素行が悪いだとか、普通じゃないとか噂で聞いていたけれど
こうして仲間としてプレイしていると全然そんなんじゃないと思った。
「菜月帰ろ〜」
「うん。」
部活後はいつも、タケルと菜月ちゃんは一緒に帰っていた。
二人は気付いてないだろうけど、実は同じ路線。
タケルはいつも彼女を守るように立ってたし
菜月ちゃんは甘えるようにくっついていた。
数年前に見かけた時より、更に近づいているように見える二人。
だけどサッカー部の一年が言うには、二人は付き合ってないらしい。
こんなに仲良しなのに?
もしかして俺と茜みたいな?
でも俺らはこんなにくっついたりしないけどね…
「茜先輩、お疲れ様でした!」
菜月ちゃんは俺とはあまり話さないけど、よく茜の所に来ていた。
いつもニコニコ笑ってて、なんか良い。
二年のマネージャーは性格がキツイ子が多いから、勝手に心配なんてしてみる。
「菜月ちゃんいじめたりすんなよ?」
「するわけないじゃん。」
「おまえはしないだろうけどさぁ…」
ユリあたりちょっと心配。
案の定ユリは菜月ちゃんに対して結構キツイ。
あれしろこれしろ、全てやらせていた。
「やんなきゃ覚えないじゃん」
そうやってユリは言うけど。
俺は気になって気になって仕方がない。
家政婦は見た、的にチラ見してたと思う。
我ながらウザい…。