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恋花火***side story
第23章 満員電車
菜月ちゃんがタケルのことを好きなのはわかってる。
それでもいい。
そばにいたい。
期間限定でも
ほんの一瞬だとしても。
唇を一度重ねたら止まらなくなった。
菜月ちゃんのことが好きで
本心ではずっと求めていたから
もう止まれなかった。
タケルと茜は相変わらずだった。
茜が何考えてるかしんないけど
そっちがその気なら
俺も遠慮なく行かせてもらう
菜月ちゃんとそんな感じになってから数週間ほど経ち
オーストラリアだかカリフォルニアだか忘れたけど、留学に行っていた郁が一時帰国してきた。
「……なんかあった?」
するどい。
まだ何も言っていないのにお見通し。
だけど菜月ちゃんのことを言うつもりはなかった。
なんか、うるさそうだし。
「…なんもない。」
「言え」
「だからなんもな…うはは〜っ」
ズルい。卑怯。
言うまでこしょばしてくるという姑息な技を使われた。
「言う!言うからやめろ!」
笑い死ぬかと思った。
それでもいい。
そばにいたい。
期間限定でも
ほんの一瞬だとしても。
唇を一度重ねたら止まらなくなった。
菜月ちゃんのことが好きで
本心ではずっと求めていたから
もう止まれなかった。
タケルと茜は相変わらずだった。
茜が何考えてるかしんないけど
そっちがその気なら
俺も遠慮なく行かせてもらう
菜月ちゃんとそんな感じになってから数週間ほど経ち
オーストラリアだかカリフォルニアだか忘れたけど、留学に行っていた郁が一時帰国してきた。
「……なんかあった?」
するどい。
まだ何も言っていないのにお見通し。
だけど菜月ちゃんのことを言うつもりはなかった。
なんか、うるさそうだし。
「…なんもない。」
「言え」
「だからなんもな…うはは〜っ」
ズルい。卑怯。
言うまでこしょばしてくるという姑息な技を使われた。
「言う!言うからやめろ!」
笑い死ぬかと思った。