この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋花火***side story
第24章 DAYS
目をつぶると、またすぐに睡魔がやってきた。
「…茜」
「ん?」
「菜月ちゃんのこと…諦めるの?」
「…うん。」
「いいの?」
「うん、いいの。最初からダメなこと知ってたし。」
「…そっか。」
ダメなことわかってて告白したのか。
茜は今までも、たくさん辛い思いをしてきたことを俺は知っている。
いっぱい泣いたところも見てきたし。
「…それでも、あたしは菜月ちゃんが好き。タケル君も。」
「うん。俺もあの二人は好きだよ。」
「なんかさー、いいよね。まっすぐ育ってきましたって感じがするよね。」
「わかる。」
だからあの二人が幸せならそれでいいかと
自然にそう思えた。
「…なに?」
「ダメ?」
「今日の陸、やっぱり子どもみたい。」
「可愛いっしょ。」
「調子のんな。」
隣にいる茜の指を握った
中学のときも思ったけど、茜の手は小さくて冷たい。
いつも女なのか男なのか謎なんだけど
やっぱり女の子じゃんて思う。
「陸って男みたいな手してる。」
「みたいなって…、正真正銘男の子ですけど。」
「この指でいろんな女の子弄ってんのか…」
「変なこと言うなよ。エリカと菜月ちゃんだけだよ。」
「沢田さんは?」
「そういえば忘れてた。」
「どんな風にするの?」
「どんな風にって…茜こそどうなんだよ。」
「あたし?あたしは普通に…」
そこで茜はハッとした顔をして
部屋は暗いけど、顔が赤くなるのがわかった。
「気になる〜女同士のエッチ。」
「教えない。」
「したことある?」
「……ない。」
「あるんだな。」
「ないってば!」
「どうやんの?」
「やだ、恥ずかしい!」
「やっぱあんじゃん。」
茜はいつになく恥ずかしがってて、なんだか可愛らしい。
「…バイブとか使う。」
ボソッとそんな事を呟かれて、聞いておきながらこっちが恥ずかしくなってしまった。
「陸使ったことある?」
「や、そっち系はない。」
「手技で勝負ってやつ?陸うまそうだもんね。」
「うまいとか下手とかはわかんないけど。」
「ユリが言ってた。きっと陸とタケル君は上手に違いないって」
「そういう話すんの!?女子こえー 笑」
茶化したけど
ボーイズトークでも茜の名前はたまに出てるけどね。
「…茜」
「ん?」
「菜月ちゃんのこと…諦めるの?」
「…うん。」
「いいの?」
「うん、いいの。最初からダメなこと知ってたし。」
「…そっか。」
ダメなことわかってて告白したのか。
茜は今までも、たくさん辛い思いをしてきたことを俺は知っている。
いっぱい泣いたところも見てきたし。
「…それでも、あたしは菜月ちゃんが好き。タケル君も。」
「うん。俺もあの二人は好きだよ。」
「なんかさー、いいよね。まっすぐ育ってきましたって感じがするよね。」
「わかる。」
だからあの二人が幸せならそれでいいかと
自然にそう思えた。
「…なに?」
「ダメ?」
「今日の陸、やっぱり子どもみたい。」
「可愛いっしょ。」
「調子のんな。」
隣にいる茜の指を握った
中学のときも思ったけど、茜の手は小さくて冷たい。
いつも女なのか男なのか謎なんだけど
やっぱり女の子じゃんて思う。
「陸って男みたいな手してる。」
「みたいなって…、正真正銘男の子ですけど。」
「この指でいろんな女の子弄ってんのか…」
「変なこと言うなよ。エリカと菜月ちゃんだけだよ。」
「沢田さんは?」
「そういえば忘れてた。」
「どんな風にするの?」
「どんな風にって…茜こそどうなんだよ。」
「あたし?あたしは普通に…」
そこで茜はハッとした顔をして
部屋は暗いけど、顔が赤くなるのがわかった。
「気になる〜女同士のエッチ。」
「教えない。」
「したことある?」
「……ない。」
「あるんだな。」
「ないってば!」
「どうやんの?」
「やだ、恥ずかしい!」
「やっぱあんじゃん。」
茜はいつになく恥ずかしがってて、なんだか可愛らしい。
「…バイブとか使う。」
ボソッとそんな事を呟かれて、聞いておきながらこっちが恥ずかしくなってしまった。
「陸使ったことある?」
「や、そっち系はない。」
「手技で勝負ってやつ?陸うまそうだもんね。」
「うまいとか下手とかはわかんないけど。」
「ユリが言ってた。きっと陸とタケル君は上手に違いないって」
「そういう話すんの!?女子こえー 笑」
茶化したけど
ボーイズトークでも茜の名前はたまに出てるけどね。