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恋花火***side story
第34章 GOOD GIRL
真っ暗なテレビ画面を二人でただ眺めた。
「…なんか嫌。」
ボソッと亜美が呟いた。
「なにが?」
「こういうの見るの嫌。」
「いやいや。男なら見るんじゃないの?」
「タケルは見ないイメージ。」
当たってるよ。
いつもなら見る気もしない。
「…なんか悔しい。」
「悔しい?」
「あたしとは無理だったじゃん。なのになんでこんなキモイやつ見てんの!?」
なぜだかいきなりヒートアップする亜美。
元からうるさい奴が、更にうるさくなった。
「ねーねーねー!なんで!?」
「ちょっと落ち着けよ。」
亜美はもう一度テレビをつけ、DVDを見始めた。
「アンアンうっせー。消せよ。」
「いーやーだ!」
真剣にDVD鑑賞が始まった。全くもって意味不明。笑
「ちょっとこれ!モザなしじゃん!!」
「そーだよ。」
「いやー!!ハレンチー!!」
そう言いながらも、亜美はジッと見続けた。
そのDVDでは、行為も盛り上がりの最高潮を迎えている。
女は潮を撒き散らし
男はそこを舐めまわしている。
これってこういう仕事なんだろうけど、彼女でもないのによく舐めれるなーなんて思った。
…俺は無理。
好きな女じゃないと。
そもそも勃たないしね…。
「…なんか嫌。」
ボソッと亜美が呟いた。
「なにが?」
「こういうの見るの嫌。」
「いやいや。男なら見るんじゃないの?」
「タケルは見ないイメージ。」
当たってるよ。
いつもなら見る気もしない。
「…なんか悔しい。」
「悔しい?」
「あたしとは無理だったじゃん。なのになんでこんなキモイやつ見てんの!?」
なぜだかいきなりヒートアップする亜美。
元からうるさい奴が、更にうるさくなった。
「ねーねーねー!なんで!?」
「ちょっと落ち着けよ。」
亜美はもう一度テレビをつけ、DVDを見始めた。
「アンアンうっせー。消せよ。」
「いーやーだ!」
真剣にDVD鑑賞が始まった。全くもって意味不明。笑
「ちょっとこれ!モザなしじゃん!!」
「そーだよ。」
「いやー!!ハレンチー!!」
そう言いながらも、亜美はジッと見続けた。
そのDVDでは、行為も盛り上がりの最高潮を迎えている。
女は潮を撒き散らし
男はそこを舐めまわしている。
これってこういう仕事なんだろうけど、彼女でもないのによく舐めれるなーなんて思った。
…俺は無理。
好きな女じゃないと。
そもそも勃たないしね…。