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恋花火***side story
第13章 paradise

次に向かったのはあいつんとこ。
バスケ三年のリョウ。
ちょっと用事がありまして。
サッカーの三年よりはちょっと強めかな?
でもこの道何年のサイドバックなめてもらっちゃ困ります。
って、別に喧嘩のためにサッカーやってるわけじゃないんだけど。
「殺されるっ…」
殺してやってもいいんだけどね
どうする?
「おまえおかしいよ!」
知ってるよ
俺おかしいんだよ
菜月のこととなれば、他になにも見えなくなる
「大石!」
先生がたまたま通りかかって止められた。
先生は何も悪くないから抵抗しないけど。
「大石!おまえなに考えてる!」
…なにって、菜月のこと。
そいつが菜月にありえないことしたから仕返しだよ。
その日からまた自宅謹慎になったため、菜月の家に行った。
「…もうしないんじゃなかったの?」
「…亜美からお許しが出た。」
「え!」
そう言ってまた、菜月とエッチした。
菜月が好きだから亜美とは別れたって言えばまた気にするでしょ?だから秘密ね。
どうにも止まらない俺の男の部分。
菜月を求めてただひたすらに。
俺は菜月が大好きだ。
けど菜月はそんな事御構い無しって感じで、隣のクラスのダイちゃんだとか
服屋の店員がカッコいいとか騒ぐ。
だから俺も対抗して、「ご飯作ってあげるよ〜」って言ってくれる女の子と遊んだりもした。
女ってのは、二人になると必ず上に乗ってくる生き物らしい。
でも無理だから、俺は一瞬で光の如くそいつらと縁を切ってゆく。
「またぁ?」
「いいじゃん。嫌?」
「ううん。タケルとエッチするの好き。」
「俺も菜月とするの好き。」
本当はエッチだけじゃなくて
全部全部好きなんだけど
それを伝える術を知らなくて
ただ身体を重ねることしか出来なかった
"菜月が好き"
一度でも伝えられたなら
俺たちは何かが変わるのかな
バスケ三年のリョウ。
ちょっと用事がありまして。
サッカーの三年よりはちょっと強めかな?
でもこの道何年のサイドバックなめてもらっちゃ困ります。
って、別に喧嘩のためにサッカーやってるわけじゃないんだけど。
「殺されるっ…」
殺してやってもいいんだけどね
どうする?
「おまえおかしいよ!」
知ってるよ
俺おかしいんだよ
菜月のこととなれば、他になにも見えなくなる
「大石!」
先生がたまたま通りかかって止められた。
先生は何も悪くないから抵抗しないけど。
「大石!おまえなに考えてる!」
…なにって、菜月のこと。
そいつが菜月にありえないことしたから仕返しだよ。
その日からまた自宅謹慎になったため、菜月の家に行った。
「…もうしないんじゃなかったの?」
「…亜美からお許しが出た。」
「え!」
そう言ってまた、菜月とエッチした。
菜月が好きだから亜美とは別れたって言えばまた気にするでしょ?だから秘密ね。
どうにも止まらない俺の男の部分。
菜月を求めてただひたすらに。
俺は菜月が大好きだ。
けど菜月はそんな事御構い無しって感じで、隣のクラスのダイちゃんだとか
服屋の店員がカッコいいとか騒ぐ。
だから俺も対抗して、「ご飯作ってあげるよ〜」って言ってくれる女の子と遊んだりもした。
女ってのは、二人になると必ず上に乗ってくる生き物らしい。
でも無理だから、俺は一瞬で光の如くそいつらと縁を切ってゆく。
「またぁ?」
「いいじゃん。嫌?」
「ううん。タケルとエッチするの好き。」
「俺も菜月とするの好き。」
本当はエッチだけじゃなくて
全部全部好きなんだけど
それを伝える術を知らなくて
ただ身体を重ねることしか出来なかった
"菜月が好き"
一度でも伝えられたなら
俺たちは何かが変わるのかな

