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文句言いっこなしの三重奏
第5章 二重奏


チュ、チュ…


柔らかな唇が、僕の切っ先に落ちる。
遠慮がちに包まれた手のひらがじれったい。


『扱いてよ、ほのり。』


寝そべった時に解放した僕のモノは。ほのりを苛めてる間、ズボンの中でパンパンに膨張していた。今は半勃ちくらいだけど、また元気になってきたのが自分で分かる。


『え、で…もぉ…』

『大丈夫だよ…教えてあげるから。』


割と、フェラは抵抗なくできるものの。男性器に直接手を触れるのが、苦手なほのり。


『まずはお口で咥えて。全体をたっぷり濡らしたら、根元を握ってくれる?』

『ん…んううぅ……はぁ…こう?』

『そう、もっとしっかり握って大丈夫だよ。それで皮を滑らす感じに動かして…毛を巻き込まないように、気をつけてね。』


…というのも、その昔。僕ら二人が、ほのりの扱きを痛がったことが原因だ。


『い、痛くない…?』

『全然。むしろいいよ…もっと上まで…カリの上まで被せるように大きく擦って…』


ほのりが下手だったわけじゃない。当時、まだ完全に剥けてもいなかったくせに…性の興味に負けて、そんなことをさせた僕らに非がある。それは間違いない。でも、ほのりは自分のせいで痛がったと思い込んでいる。それから、手で触れるのを極端に怖がるようになってしまった。



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