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文句言いっこなしの三重奏
第5章 二重奏


『あっ…ふぅ、やらぁ!』


好きでしょ?
このビラビラの頭にある、突起が。ぷっくり膨らんで、今にも弾けてしまいそうな…それはまるで、熟れた木の実のような。


『らめって…』


はたまた、
毒を含んだ…魔性の花の蕾のような。


『や!…そんなぁ、あああっ…』


ああ…どうやら、毒にあてられたみたい。
真っ赤なシコリを吸ったり舐めたりが、止まらないよ…。尖った唇で挟んで、緩く舐めあげて。そうして時々、強くしてあげるんだ…ヂュッって音が出るまで吸い込んで、放したらいっぱいいっぱい舌で弾いてあげる。


『ダメぇっ!ほんとに、だッ…!』


…ほら、悦んでる。こうして僕の舌に遊んでもらうの、好きなんだよね?


『…っほのり…お口は?咥えられないなら、ちゃんと手でしなきゃ。』


…素直だね?
思い出したみたいに、急いでニギニギするのも愛らしい。


それじゃあご褒美…
僕を誘って仕方ない下のお口は、指で可愛がってあげようね。



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