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思い出のアルバム
第12章 クリスマスデート
煌びやかなイルミネーション輝く街中を
手を繋いで歩く。
端から見れば、幸せなデートをしている2人。
でも……
大好きなこの人の横顔は…いつもと違う。
いや…笑いかけてくれるその顔も
話かけるその声も
いつもと同じなのに………
アナタノ アタマニハ
ダレガイマスカ?
修ちゃんのアパートに戻る。
あの女の人に会わなければ…
もっともっと…幸せいっぱいだったのかな?
修ちゃんのアパートのお風呂は狭い。
だから一緒には入れない。
先に、私が入り、後から修ちゃんが入る。
修ちゃん……あの女の人と連絡とったのかな…
ふと、携帯が目に留まる。
見たい…けど、勝手に見ちゃ…ダメだ…よね。
でも……
その時
~~~~~~~♪
メールだ。
修ちゃんの……携帯…。
思わず受信表示を見ると
【礼子】
やっぱり連絡が来た…。
来ただけ?
もしかして…修ちゃんから…送ったの?
怖くて、見れなくて、
そのまま携帯を元の場所に置いた。