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思い出のアルバム
第16章 過ち
ふと気付いたらフカフカのベッドに寝ていた……
あれ?!私……いつの間に寝たんだ?
つーか、ここは……?
「大丈夫?目、覚めた?」
向こうから水を持って現れたのは
コーチだった。
「帰り送ってくーって車乗せたんだけど、相沢寝ちゃってさ……家着いても起きねぇし、とりあえずで……」
そっか……。
試合の後だし、お酒…飲んじゃったし
寝ちゃったんだ……。
上半身を起こし
「すみません……いつも。ってか、大丈夫なんで……帰りま……」
「帰さないよ……」
言い終わる前に、言葉重ねるように言われ
さっき起こした身体をまた倒された……
「ここ……ラブホ……わかる?」
ラブホ……存在は知ってる。初めてきたけど…
何するところかも……知ってる…。
「飲んでる時からさぁ…あんな事言われたら……男は誘われてるとしか思えないよ?どんな男に教わったの?」
「あの……私…何を……?」
「自覚ないなんて…余計タチ悪いなぁ……“コーチもっと飲ませてくださーい”とか“もうダメです”とかさ……エロ発言にしか思えないよね……。挙げ句の果てに“色々忘れたいんです”だもんな……」
全く覚えがない……。
でも、何がどう刺激されたんだろう…。
「色々忘れさせてあげるよ……大丈夫、ゴムはちゃんと付けるから……」
と言って、覆い被さり、首筋に顔をうずめてきた…
「ま……待ってください!!……私には、彼氏が……」
そう、さすがにこれはマズい。
完璧に浮気になってしまう……
「忘れさせてほしいんでしょ?酔ってる時に言うなんて本心じゃん……」
手がさっそく乳房を掴みしっかり捕らえている…
「いやーーー!!」
「……高校生だと侮れないな……意外とあるな…相沢……」
着ていたワンピをさっさと脱がされ
下着姿になる……。
「いやーーーとか言いながらも…乳首…勃ってんじゃん…」
外されたブラから乳房が零れ落ち
言われた通り、すでに存在を主張していた乳首を
グニュっと抓られ
「んんん……」
と声を漏らしてしまった……