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思い出のアルバム
第8章 桜が舞う前に……
季節はあっという間に過ぎていく……
年明けは、それぞれ親戚周りがあり、会えずに終わった。
そして、残り少ない朝の通学を満喫する…
私は部活、修ちゃんは授業終われば多分、真っ直ぐ帰宅。
帰りの時間が一緒になることは殆ど無いに等しかった。
だからこそ朝の時間は貴重だった。
2月になり、3年生は自由登校になる。
有り難い事に、修ちゃんの学校は進学校だからか、月に何度か登校しなければならなくて、その貴重な朝は一緒に過ごした。
休みの日も、都内へアパート探しやら新年度の準備でなかなか会えない。
でも、会えばお互いちゃんと気持ちを伝え合い、身体を重ねる事で、心を満たしていた…
そして3月ーーーーー