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第12章 作戦

腰を振るスピードを上げる。

美咲は元にしがみつくのがやっとなのか、快感から逃げたいのか自分からキスを求めて唇を近づけた。

「はーくん…ちゅー…して……っ」

そんな美咲に応えて元は美咲の舌を絡み取る。

「んっ…んふっ…んっ…ふはっ……」
「みさ…あいしてるよっ……」

元が眉を寄せて切なげに言葉を吐いた。

「わたしも…あいしてるっ…はじめ……っ」

美咲に見つめられながら名前を呼ばれるのが元にとっては最高の快感だった。

「だめだっ…もう…イクよ…………あっ！！」

勢いよく飛び出た白濁液が美咲の最奥へとぶつかる。

その感覚に美咲は体をのけ反らせた。


落ち着いた肉棒を抜かずに元は美咲を抱きかかえ、自分が下になった状態で横になる。

美咲は肉棒を挿入されたまま元の体に上から重なる体勢になり、膝で踏ん張る力も残ってないので体重を元に預けた。


「あーー……美咲のオマンコの中…俺の精子でいっぱいだ……俺のチンポで蓋してるから絶対出てこないけど」
「ね、はーくん。まだ…抜かないの？」
「うん、まだ。今日こそは受精させないといけないからね」
「それにしても…中…パンパン過ぎるよ…」
「まだ少ないくらいだよ。もっとたくさん精子を流し込みたいくらいなのに」
「変態…」
「変態で結構。まあ…前回は俺の推測ミスで安全日だったからね。美咲の排卵周期を検証して…今日が待ちに待った"危険日"なんだ。このチャンスをみすみす逃す訳ないだろ？」
「そうだけど…もう抜いていいんじゃない？」

美咲が体を起こし肉棒を抜こうと膝に力を込めると、元が美咲を離さないように強く抱き寄せた。

「ダメ。勝手に抜いたら許さないよ。それにこのまま…チンポ入れたまま昼寝するから」
「えっ！」
「たまにはこういうのもいいだろ」
「でも……」
「じゃー…チンポで蓋をしたまま昼寝するか、またチンポで激しくオマンコ突かれて精子をたくさん流し込まれるか…どっちがいい？」
「……昼寝で」
「じゃ寝よう。たまに精子をかき混ぜる為にチンポ動かすかもだけど、気にしないで寝てていーよ」
「気になるよ…」
「美咲が感じちゃったらまたチンポで可愛がってやるから安心して」
「っ……！」

そうして肉棒を挿入されたまま美咲は眠りについた。

元の為にも自分の為にも妊娠しますように、と願いながら。