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キセイジジツ
第4章 発覚

かすかに聞こえるドライヤーの音で目が覚めた。

最初に目に入ったのは天井で、木材で建てられた小屋からは独特な暖かみを感じる。

部屋と露天風呂を仕切った透明の扉へ視線を移すと、陽の光が差し込んで部屋を明るくしていた。
朝になったんだと理解するのに時間はかからない。

まぶたが重くて目を閉じた。
ベットの中で身をよじって隣に手を伸ばしたが、そこにあるはずの体がない。
起きたのかな…と思いながらもドライヤーの音が聞こえてる事で朝風呂を済ませたのだと分かる。

私もあとで入ろうと思いつつ手を動かしてシーツの気持ち良い手触りを堪能していると、扉が開く音がした。

足音が近付きベットが沈む感覚に目を開けると、大きな体が潜り込んできて私にぴったりとくっつく。

「あ、おはよう」

起きてる事を確認すると私の体に被さって強く抱きついてきた。

「おはよう。苦しいよ…」

そう言うと少し力を緩めて私の顔を覗く。
視線が口元に移り、無言で唇が触れる。

寝起きの脳がそれをキスだと認識するよりも早く、健の舌が口内へ侵入した。
ぬるっとした感触に脳が覚め、私は焦って唇を離した。

「待って。まだ歯みがきしてない」

手で口元を隠して言うと、関係ないと言うように両方の手首が捕まり、口元から手が離れる。

「いいよ、別に」
「でも……っ」

私が口を開くと同時に滑り込む舌。
代わりにきれいにするかのように舌で歯をなぞる。
ゆっくりと歯を割って私の舌を見つけると優しく捕まえて吸い上げる。

「ふっ……」

背筋がざわつく感覚。
欲望が浮かび上がった瞳がぶつかり、舌が絡みつく。
唇を強く押しつけ合ったまま舌だけ動かして互いの唾液を交わらせる。

鼓膜に響くのはいやらしい音だけ。
脳内がとろけていく。
強い眼差しが下半身をうずかせる。

健の手がバスローブをまくり、指がショーツの中へ。
すでにとろけたそこを触りながら唇を離した。

「もうすごいよ。とろとろしてる」

再び舌を絡ませ、指を一本、さらに一本と膣内へ沈める。
ゆっくりと確実に刺激を与えられて私は健の首に腕を回して掴まり、必死に舌を絡ませた。

健が口元を少し緩めて指の動きを速める。
もう片方の手が胸を揉みしだき、乳首をギュッと摘ままれると膣内もうごめく。

ガクガクする太ももを健の腰にぶつけるように撫でつけ、快感に耐えていた。
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