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第5章 疑惑

「はっ…はっ…はっ…はっ…」

枕に頬をあずけて快感から逃げるように枕の下のシーツをギュッと握る。
短く息を吐くようにしか喘げなくなっている。

健が体を折って私の背中にピタリと被さってきた。
胸を掴まれ…乳首を弄ばれて息が詰まる。
腰の動きに変わりはない。
片手がヘソに触れて…さらに下り…蕾に到達した。

「あぁぁぁ！いやぁぁ…」

膣が健の肉棒を締めつけて、すがりつく。
腰から膝までが私のものではないと言うかのように勝手にガクガク震えている。

「た、けちゃっ！ま、た……イッちゃいそっ…」

必死に声を絞り出すとピタッ！と動きが止まる。

「まだイッちゃダメ」

肉棒を引き抜いて私の体をあお向けにすると、休憩を許さずにぐぷんっと挿入する。

「んはぁっ…！」
「はっ……気持ちよすぎて…死にそっ…」

眉を寄せて身震いし、私の膣を感じている。
腰の動きを少しずつ早めながら、肉棒の先の段差で膣内の気持ちいい場所をしつこく攻める。
健の体に届かない手で膝を抱えて膝裏に爪を立て、グッと快感に耐える。
健がその手を掴み、指を一本一本丁寧に舐め上げていく。
背筋がゾクゾクして膣内がキュンと疼く。

「やっ…ゾクゾクするっ……」
「じゃっ…これは…どうっ？」

指から唇を離して、足首を掴んでそこを舐めた。
そして舌をツーと動かして足の指までもパクッとくわえられて唇に犯される。

「き、汚いよっ！」
「ゆうりの体に、汚いとこは…ないよっ」

そして足の指を舐めながら蕾をこする。
一番敏感なそこを触られると私はもうダメになる。
痺れが猛スピードで迫ってくる。

「ひゃぁっ…んんんっ…んはっ…！」

欲望が燃えたぎる瞳で見つめられ、足の指を舐めながらも口角を上げて笑う妖艶な表情にやられてしまった。

「いやっ！いやぁっ…イッ…イクゥゥゥゥ！！！」

シーツを握り締めて体を大きく反らしながら果てた。
健の肉棒もドクンと何度も脈打っている。
膣内が大きく収縮した瞬間…

「ぐっ…！はっ…もう、イクッ………！！」

肉棒を引き抜いた途端、先端から白濁液がドピュッと飛び出して蕾付近に落ちる。
健が体を震わせながら体を折って私の胸に顔を埋めた。

「ゆうり。あいしてる…」

目を閉じてつぶやく健の頭を抱えて、私はひたすらその髪を撫でていた。