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夢のその先…
第9章 もう夢なんか見ない…


朝陽の総てがそこにいた

朝陽の命が…そこに在った

朝陽は和哉を抱き上げ

「甘えん坊さん」と言い

頬にキスを落とした

「怒ったのかと想った…」

「主演女優賞並みの演技だったでしょ?」

朝陽が笑う

何時もの優しい笑顔に

和哉は胸を撫で下ろした




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