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夢のその先…
第9章 もう夢なんか見ない…


時々 朝陽は淋しそう

そして悲しそう

朝 目が醒めた時に…

朝陽が泣いている姿を

何度も目にした

母ちゃん!って飛び付きたかったのに…

朝陽の総てが…

それを拒絶しているみたいで

寝たフリをした

怖いから…

母親が何処かへ行ってしまいそうで…

怖くて仕方がなかった

そんな時は布団をかぶり

目を瞑る


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