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夢のその先…
第9章 もう夢なんか見ない…


次に目が醒めた時は

何時もの優しい母親になってる

だから和哉は

寝たフリをするのだ

「母ちゃん!ご飯!」

今日も元気な和哉が嬉しい

朝陽は嬉しそうに笑うと

「はい はい」

返事をして和哉を離した

「返事は一度!」

和哉がよく言われる言葉を、朝陽に返す

朝陽は笑って

「はい。」と返した


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