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夢のその先…
第11章 別離と出逢い……

その夜…朝陽の家で皆
雑魚寝で寝た
康孝は和哉を…孫を可愛がり
離さなかった
欲しいのはないのか?
甘いおじいちゃんの出来上がりだった
和哉は首をふる
甘えてしまったら…なくした時に…
怖いから…
和哉の想いが痛すぎて…康孝は
「じぃじと呼んでおくれ!」とちゃっかり、リクエストしていた
瑞恵は「なら私は、ばぁばよ!」と便乗して
若葉は「私はおばちゃんは嫌…お姉ちゃんで! 」とさらに乗っかり
隆史は「俺はおじちゃんで、良いからな!
今度キャチボールしような!」と子供好きを全開にしていた
話は尽きず…夜通し話をして
幸枝の葬儀に向かった
一晩にして…
朝陽と和哉の生活が…
一気に激変した

