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夢のその先…
第12章 疵


匡哉は朝陽が消えてから…

番号は変えず…

使って来た

もしかしたら…

匡哉の想いは…

あの日傷つけてしまった朝陽から

離れなかった

あの日…

優しく微笑んでいた

聖母のような顔が…

忘れられない

朝陽…

電話して…

そしたら…君を迎えに行くから…

何年経っても…

想いは変わらなかった


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