この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢のその先…
第13章 新学期

「そして…ばぁちゃんが…死んだ
夏休みが始まって直ぐの頃に…
ばぁちゃんが…死んだんだ」
朝陽の祖母の幸枝の戸籍に…朝陽は入っていた
家庭調査表には…祖母の幸枝と母の朝陽しか…
載っていなかった
「そうか…悲しかったな」
匡哉は和哉の頭を撫でた
「先生…ありがと。
俺の話を聞いてくれて…ありがと。」
「混乱してるんだろ?
今在る現実を…受け止めきれずにいるんだろ? 」
「解るの?」
匡哉は優しく笑って
「和哉は悩まなくて良い
もう十分…母さんを守って来た
これからは甘えても良い
おじいさんやおばあさん
お姉さんやおじいさんにも甘えて…
もっと、我が儘言っても良い……」
「先生…」
和哉は匡哉に話を聞いて貰って泣いていた
滅多と泣かないのに…
最近は…涙腺が…緩んでる

