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夢のその先…
第14章 家庭訪問

唖然とする朝陽に
「母ちゃん!」と手を引っ張った
朝陽は慌てて…気丈に自分を建て直した
「先生でしたか! あっ!上がって下さい!」
「玄関で失礼しますので…」
匡哉はそう言うと玄関の上り框に腰を下ろした
朝陽は慌ててお座布団を取りに行き、和哉に渡した
そして玄関に朝陽は正座した
「和哉の母親の…」
そう言えば…
幸枝…って自己紹介しちゃったし…
どうしょう…朝陽は困った
「お母さんの鈴木朝陽さんですね!」
匡哉は家庭調査表を見て、名前を口にした
「はい!」
朝陽は観念して…返事をした

