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夢のその先…
第16章 宝物
康孝は、気を取り直して
和哉に、さぁ支度するよ!と声をかけた
すき焼き!
今夜はお肉の沢山入った、すき焼き
和哉の興奮は終わらなかった
目の前に出された
ぐつぐつと煮えるすき焼きを目にして
ごっくん…と唾を飲み込んだ
「食べて良いんだよ
沢山召し上がりなさい」
瑞恵が和哉の食器にお肉や野菜を取り分ける
必死に食べ尽くし…限界を迎えると
お腹をさすった
「もう…食べれない!」
じぃじの膝の上に…寝っ転がり丸くなる
そのうち…和哉は眠くなり…
眠りに落ちた