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夢のその先…
第19章 躊躇


和哉の退院の日

匡哉は病室にいた

「忘れ物はないか?」

匡哉が、声を掛けると

朝陽と和哉は辺りを見渡した

「「 ないよ! 」」

朝陽と和哉は忘れ物はないと告げた

「なら、退院しようか!」

匡哉は楽しそうに…和哉に手を差し出した

和哉は匡哉の手を取った

荷物は総て匡哉が持ち

空いた手は和哉と手を繋いでいた

朝陽は確認すると病室のドアを閉めた

病院の正面玄関まで、看護婦に見送られ出て行く

朝陽はタクシーで帰ろうかと言うと

匡哉は「車を持ってきてるから、ここで待ってて!」と言い和哉の手を離し

駐車場の方へ駆けて行った

「なぁ…母ちゃん」

「ん?何?」

匡哉先生が父ちゃんなら…良いのにな…

その言葉を…飲み込み…

「ありがとう…って言っとかないとな」と言葉を変えた

「そうだね…」

朝陽は…和哉が退院すれば…

匡哉とは…逢えなくなるのを知っていた

担任の先生に戻る

それだけ…



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