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夢のその先…
第19章 躊躇


匡哉は自分の車を取りに行くと

朝陽と和哉の待つ正面玄関へと車を走らせた

正面玄関に車を停めると、車から降りた

「さぁ乗って」

匡哉は助手席のドアを開けると、和哉を乗せた

朝陽は後部座席のドアを開けてもらい…乗り込んだ

匡哉は楽しげに運転席に乗り込むと、車を走らせた

朝陽の家の前に到着すると

朝陽と和哉を先に車から下ろした

ギリギリ擦れ違える…程の道だったが

匡哉は慣れた手つきで車を停めた

運転席から降りるとトランクを開け荷物を取り出す

朝陽は…家の鍵を開け…和哉を家の中に入れた

匡哉は荷物を置いたら…

帰るのだと…想っていた

なのに匡哉は…

家の中に入って来て

ストーブを着けたり…甲斐甲斐しく…動き回っていた


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