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夢のその先…
第21章 接近

「匡哉さん…もう許して…」
互いがイケぬ熱に魘される
匡哉は毎晩良い子して帰る
朝陽を、煽るだけ煽って…
何事もなかったかの様に帰る
「何を許すの?」
「…触られたら………感じる………なのに…」
放置は…辛い
「君が、受け入れてくれるまでは……
抱かない…って決めたんだ
体躯だけ手に入っても仕方がない
僕は…君の人生が欲しい
君とこれから歩む時間が欲しい
妻になって下さい」
匡哉は朝陽の手を取ると…
手の甲に接吻を落とした
そして、ズボンのポケットから箱を取り出すと …
蓋を開け…中身を取りだし…
朝陽の薬指にはめた

