この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢のその先…
第6章 居場所


病室に戻ると…

瑞恵はベッドに突っ伏して泣いていた

父の篤史は何も言わず…

妻の背中を撫でていた

「母さん…どうしたの?」

若葉が問い掛けると…瑞恵は顔を上げ

涙を拭った

「何でもないわ」

平静を装い…気丈に振る舞う

「お母さん、また来週来ますからね!」

幸枝は頷いた

すると、瑞恵は立ち上がり、母の手を取った

母の手は…皺を刻み…力弱く握り返していた

瑞恵は、その手を擦り…

離すと…「また来ます」と告げ

病室を後にした


/449ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ