この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第1章 最悪な出会いと最低な再会
注文していたハンバーグランチを受け取りに、二人で受け渡し口に向かっていた時、声を掛けられた。

「美怜ちゃんと知花ちゃん…だよね?」

声がした方に振り返ると一ノ瀬さんが立っていた。
いきなり名前で呼ばれてビックリした。
金曜日にも確か途中から名前で呼ばれていたけども、会社でそう呼ばれるとは。

「今から休憩?あ、会社で名前はまずかった?」

あっさり聞いちゃうんですね。

「いえ、構いませんよー」

美怜がそう答えるから、私も頷くしかない。

「はは、良かった。金曜日もあの後大丈夫だった?ちゃんと帰れた?」

「ありがとうございます、大丈夫ですよー」

「そっか。あ、星もいるよ、呼ぶ?」

呼ぶ?っなんて聞いといて、返事を聞かずに勝手に星さんを呼んでいる。
美怜、良かったね。ソッコーで会えるよ。

「あ、美怜ちゃんに、知花ちゃん。」

星さんまで名前で呼びますか。

「ごめん、つい名前で呼んじゃったけど、まずかった?」

そして、同じ事を聞きますか。

「クスクス。別に構いませんよ〜。一ノ瀬さんも星さんも。」

私は数秒前と同じように頷き、美怜の嬉しそうな顔を横目で見ていた。

「あの、金曜日はホントにありがとうございました。奢って頂いて…」

「ホントにご馳走様でした!ありがとうございました!楽しかったです。次回はちゃんと出しますので、また行きましょうね!」

私の言葉に被せて、美怜が勢いで誘ってる!
星さん、社交辞令ではないですから!
ちゃんと伝わりますように!
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ