この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
この出会いは…
第1章 最悪な出会いと最低な再会
「じゃーん!星さんの連絡先頂きました!」
キレイな顔にキラキラの笑顔をのせた美怜が、スマホの画面をこちらに向けている。
「恋愛体質恐るべし。今度はメガネ男子だったか。」
「あのね、人をそんな恋愛至上主義、脳内年中お花畑みたいに言わないでよ!」
いや、そこまで言ってないし!
恋愛至上主義はあながち間違いじゃないし。
って言うか、いつの間に連絡先を聞いたんだか。
金曜日、そんなタイミングあったっけ?
「今となっては合コンがハズレで良かったわ!」
ははは。
乾いた笑いしか出てこないよ。
でも、美怜の積極性は羨ましいというのが本音。
美怜も琴莉も自分に自信があって、行動力があって、キラキラしてる。
私はいつになったら、積極的になれるのか。
友達が素敵すぎるのもある意味辛いものだ。
「ねぇねぇ、またみんなでゴハン食べに行きたいね!誘ってみようかな〜。誘ってみる?」
星さんに会いたいだけでしょ!
「みんなでじゃなくて、ふたりで行ったら?」
「うーん、もうちょっと共通の話題とか見つけられたらね!」
「いつになく慎重だね。」
からかい混じりに言ってみたつもりが、美怜を見たら顔を真っ赤にしてる。
これは…もう応援するしかないやつだ。
キレイな顔にキラキラの笑顔をのせた美怜が、スマホの画面をこちらに向けている。
「恋愛体質恐るべし。今度はメガネ男子だったか。」
「あのね、人をそんな恋愛至上主義、脳内年中お花畑みたいに言わないでよ!」
いや、そこまで言ってないし!
恋愛至上主義はあながち間違いじゃないし。
って言うか、いつの間に連絡先を聞いたんだか。
金曜日、そんなタイミングあったっけ?
「今となっては合コンがハズレで良かったわ!」
ははは。
乾いた笑いしか出てこないよ。
でも、美怜の積極性は羨ましいというのが本音。
美怜も琴莉も自分に自信があって、行動力があって、キラキラしてる。
私はいつになったら、積極的になれるのか。
友達が素敵すぎるのもある意味辛いものだ。
「ねぇねぇ、またみんなでゴハン食べに行きたいね!誘ってみようかな〜。誘ってみる?」
星さんに会いたいだけでしょ!
「みんなでじゃなくて、ふたりで行ったら?」
「うーん、もうちょっと共通の話題とか見つけられたらね!」
「いつになく慎重だね。」
からかい混じりに言ってみたつもりが、美怜を見たら顔を真っ赤にしてる。
これは…もう応援するしかないやつだ。