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この出会いは…
第5章 告白
すっ…好きだと言われてしまった。
告白だって、言っていた…よね?
本気だって…
どっ、どうしよう…
一ノ瀬さんにお礼を言って、部屋に入ったけれど、玄関のドアを背に立ち尽くして、しばらく動けなかった。
それでも、今日は月曜日だ。
明日もあるし、早くお風呂に入って、寝る支度をしなければ。
洗面所で、泣き腫らした自分の顔を見て、ため息が出た。
明日、これは化粧で隠せるのだろうか…
美怜に、たった今帰って来た事と明日報告するという事だけLINEをした。
すぐに返ってきたメッセージは、
"お疲れ様。
ホントは今すぐ聞きたいところだけど、
我慢する!!
明日、忙しくなければ、お昼一緒に食べよ?
ランチタイム楽しみにしてるー!!!"
さらに、もう一度ため息をついて、お風呂に入った。
お風呂に入っているときも、寝る身支度を整えているときも、ベットに横になっても、ずっと一ノ瀬さんの言葉が頭を占領していた。
『俺は知花ちゃんの事が好きだよ。』
どうしよう…
『俺の事、頼って。……好きになって。』
どどどっ…どうしよう!!!
定食屋さんでずっと握られていた左手も、改札を出たところで掴まれた右腕も、なんとなく一ノ瀬さんの手の感覚が残っている気がする。
頭を撫でられていたときの感覚も。
考え出すと顔だけではなく、身体全体が熱くなる。
こんなの、絶対、眠れない!!!
告白だって、言っていた…よね?
本気だって…
どっ、どうしよう…
一ノ瀬さんにお礼を言って、部屋に入ったけれど、玄関のドアを背に立ち尽くして、しばらく動けなかった。
それでも、今日は月曜日だ。
明日もあるし、早くお風呂に入って、寝る支度をしなければ。
洗面所で、泣き腫らした自分の顔を見て、ため息が出た。
明日、これは化粧で隠せるのだろうか…
美怜に、たった今帰って来た事と明日報告するという事だけLINEをした。
すぐに返ってきたメッセージは、
"お疲れ様。
ホントは今すぐ聞きたいところだけど、
我慢する!!
明日、忙しくなければ、お昼一緒に食べよ?
ランチタイム楽しみにしてるー!!!"
さらに、もう一度ため息をついて、お風呂に入った。
お風呂に入っているときも、寝る身支度を整えているときも、ベットに横になっても、ずっと一ノ瀬さんの言葉が頭を占領していた。
『俺は知花ちゃんの事が好きだよ。』
どうしよう…
『俺の事、頼って。……好きになって。』
どどどっ…どうしよう!!!
定食屋さんでずっと握られていた左手も、改札を出たところで掴まれた右腕も、なんとなく一ノ瀬さんの手の感覚が残っている気がする。
頭を撫でられていたときの感覚も。
考え出すと顔だけではなく、身体全体が熱くなる。
こんなの、絶対、眠れない!!!