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この出会いは…
第5章 告白
そんな事を考えていたら、衝撃的な言葉を知花ちゃんが発した。
「わっ、私…どっ、どうし、よぅ……。どうしたらっいいです、か…?」
おいおい。
知花ちゃん?
もう、笑えて来ちゃったよ。
「それ、聞いちゃうの?」
俺、好きって言ったんだけど?
どうしたらいい?って…
「あはは、どうしたらいいか話したら、その通りにしてくれるの?」
「えっと…あの…」
あぁ…俺は、ずるいな。
知花ちゃんは強く断れない。
それは、分かっている。でも、止められない。
「俺の事、頼って。……好きになって。」
「はっ、はい。……えっ!?すっ、好きにっ…」
あぁ、いちいちかわいいな。
"はい"って。また、テンパっていて。
「あのさ、俺、さっき、告白したつもりだけど…」
「……はい。」
「返事は急がないから、ゆっくり考えて?」
真っ赤のままの顔が縦に振れる。
抱き締めたい衝動を押さえて、頭に触れた。
まだまだ、ビクッとするけど、受け入れてはもらえているようで、それだけで嬉しい。
「ごめんね、突然いろいろと。もう、遅いし、家入ろう?」
エレベーターに乗って、3階のボタンを押す。
「あっ!明日、朝一で会議でしたよね…?遅くまですみません。」
あれは…お酒を飲まない口実だったけれど…
「やっぱりタクシー呼びますね。明日も早いんですよね?」
今更、嘘とは言えない感じになってしまった。
エレベーターを降りてすぐ、知花ちゃんが携帯でタクシーを呼んでくれた。
タクシーが来るまで、話しながら待って、知花ちゃんが部屋に入ったのを見届けて、帰宅した。
祐side 終わり
「わっ、私…どっ、どうし、よぅ……。どうしたらっいいです、か…?」
おいおい。
知花ちゃん?
もう、笑えて来ちゃったよ。
「それ、聞いちゃうの?」
俺、好きって言ったんだけど?
どうしたらいい?って…
「あはは、どうしたらいいか話したら、その通りにしてくれるの?」
「えっと…あの…」
あぁ…俺は、ずるいな。
知花ちゃんは強く断れない。
それは、分かっている。でも、止められない。
「俺の事、頼って。……好きになって。」
「はっ、はい。……えっ!?すっ、好きにっ…」
あぁ、いちいちかわいいな。
"はい"って。また、テンパっていて。
「あのさ、俺、さっき、告白したつもりだけど…」
「……はい。」
「返事は急がないから、ゆっくり考えて?」
真っ赤のままの顔が縦に振れる。
抱き締めたい衝動を押さえて、頭に触れた。
まだまだ、ビクッとするけど、受け入れてはもらえているようで、それだけで嬉しい。
「ごめんね、突然いろいろと。もう、遅いし、家入ろう?」
エレベーターに乗って、3階のボタンを押す。
「あっ!明日、朝一で会議でしたよね…?遅くまですみません。」
あれは…お酒を飲まない口実だったけれど…
「やっぱりタクシー呼びますね。明日も早いんですよね?」
今更、嘘とは言えない感じになってしまった。
エレベーターを降りてすぐ、知花ちゃんが携帯でタクシーを呼んでくれた。
タクシーが来るまで、話しながら待って、知花ちゃんが部屋に入ったのを見届けて、帰宅した。
祐side 終わり