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この出会いは…
第6章 恋愛は癒し?
「「えぇーーー!!!」」
社食に響き渡る美怜と琴莉の声。
「やっ、止めて!声おっきいからっ!!」
いくらランチタイムでガヤガヤしてるといっても、今のはボリュームが大きすぎる。
っていうか、美怜は昨日約束してたけど、なぜ琴莉までここに?
「琴莉、今日どうしたの?珍しいね。ちゃんとこの時間にお昼休憩なんて。」
琴莉の所属する海外事業課は海外とのやり取りが多く、相手の国の時間に合わせた会議や電話応対をするらしく、会社の設定したお昼休憩の時間には滅多に顔を出さない。
「だって美怜から呼び出し掛かって!元々、昨日会ったときに、私も気になってたの!」
「で?なんで告白されてるわけ?」
美怜も琴莉も前のめりになっている。
目がキラキラしている。
そして、妙にワクワクしている。
「えっ、そんなの…分かんないよ…」
今度は二人同時にため息をつかれた。
「そうだった、知花は天然だった…」
「っていうか、電車で寝たのが衝撃的。毎日あんなに気を張ってるのに。」
「うん…それは私もビックリした。」
私の呟きに、またしてもわざとらしく二人がため息をつく。
「なんで眠っちゃったのか自分で分かんない?」
「えっ?えっと…」
昨日は確か…
「泣きすぎて頭がガンガンしてたし、珍しく座れたし、座っていれば痴漢に遭う確率は低いかなって思ったし、隣に一ノ瀬さんが居てくれたし…」
「「それだよっ!」」
美怜と琴莉の声がハモる。
えぇっ?どれっ!?
社食に響き渡る美怜と琴莉の声。
「やっ、止めて!声おっきいからっ!!」
いくらランチタイムでガヤガヤしてるといっても、今のはボリュームが大きすぎる。
っていうか、美怜は昨日約束してたけど、なぜ琴莉までここに?
「琴莉、今日どうしたの?珍しいね。ちゃんとこの時間にお昼休憩なんて。」
琴莉の所属する海外事業課は海外とのやり取りが多く、相手の国の時間に合わせた会議や電話応対をするらしく、会社の設定したお昼休憩の時間には滅多に顔を出さない。
「だって美怜から呼び出し掛かって!元々、昨日会ったときに、私も気になってたの!」
「で?なんで告白されてるわけ?」
美怜も琴莉も前のめりになっている。
目がキラキラしている。
そして、妙にワクワクしている。
「えっ、そんなの…分かんないよ…」
今度は二人同時にため息をつかれた。
「そうだった、知花は天然だった…」
「っていうか、電車で寝たのが衝撃的。毎日あんなに気を張ってるのに。」
「うん…それは私もビックリした。」
私の呟きに、またしてもわざとらしく二人がため息をつく。
「なんで眠っちゃったのか自分で分かんない?」
「えっ?えっと…」
昨日は確か…
「泣きすぎて頭がガンガンしてたし、珍しく座れたし、座っていれば痴漢に遭う確率は低いかなって思ったし、隣に一ノ瀬さんが居てくれたし…」
「「それだよっ!」」
美怜と琴莉の声がハモる。
えぇっ?どれっ!?