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この出会いは…
第8章 彼の家
さっそくごはんの準備を始めさせてもらって、美怜とキッチンに立っていると、ほどなくして、琴莉と滝本さん、星さんもやって来た。
今回も準備が簡単な鍋だから、すぐに用意が出来た。
「一ノ瀬さーん、ガスコンロありますかー?」
美怜がキッチンからリビングにいる一ノ瀬さんに話しかける。
その声に振り返り、一ノ瀬さんがキッチンに来た。
キッチン上の収納棚からガスコンロを取り出してくれた。
「え、新品ですか?いいんですか?」
「うん。今日の為に買っといたんだ。」
「あ…ありがとうございます。」
「俺も楽しみにしてたから。これはリビングに置いておくね。」
美怜に鍋の盛り付けを任せて、私は琴莉とお皿やお箸を用意した。
一ノ瀬さんたちもお酒を用意してくれていて、鍋をガスコンロに移動させたと同時に乾杯をした。
滝本さんの壮行会と称した飲み会は、みんながワイワイと話したい話をして、飲んで騒いで、ずっと笑っていた。
プレゼントのグローブは喜んでもらえたし、さっきから琴莉と滝本さんはいい雰囲気だった。
美怜と星さんも楽しそうで、なんだかホッとして、握り締めていたグラスに入ったビールを飲み干した。
「いやー、いいね。こうやって送り出してもらえるとは思わなかった。」
「え、滝本さん。来週も営業部の忘年会で、きっと送り出されますよ!」
「私も来週、秘書室の忘年会だけど、営業部の飲み会って…人多すぎて凄そう…」
「秘書室のが絶対めんどくさいわよ!」
たっ、確かにね…
営業部全体だとかなりの人数での飲み会だし、秘書室は女の先輩の目が怖い。
今回も準備が簡単な鍋だから、すぐに用意が出来た。
「一ノ瀬さーん、ガスコンロありますかー?」
美怜がキッチンからリビングにいる一ノ瀬さんに話しかける。
その声に振り返り、一ノ瀬さんがキッチンに来た。
キッチン上の収納棚からガスコンロを取り出してくれた。
「え、新品ですか?いいんですか?」
「うん。今日の為に買っといたんだ。」
「あ…ありがとうございます。」
「俺も楽しみにしてたから。これはリビングに置いておくね。」
美怜に鍋の盛り付けを任せて、私は琴莉とお皿やお箸を用意した。
一ノ瀬さんたちもお酒を用意してくれていて、鍋をガスコンロに移動させたと同時に乾杯をした。
滝本さんの壮行会と称した飲み会は、みんながワイワイと話したい話をして、飲んで騒いで、ずっと笑っていた。
プレゼントのグローブは喜んでもらえたし、さっきから琴莉と滝本さんはいい雰囲気だった。
美怜と星さんも楽しそうで、なんだかホッとして、握り締めていたグラスに入ったビールを飲み干した。
「いやー、いいね。こうやって送り出してもらえるとは思わなかった。」
「え、滝本さん。来週も営業部の忘年会で、きっと送り出されますよ!」
「私も来週、秘書室の忘年会だけど、営業部の飲み会って…人多すぎて凄そう…」
「秘書室のが絶対めんどくさいわよ!」
たっ、確かにね…
営業部全体だとかなりの人数での飲み会だし、秘書室は女の先輩の目が怖い。