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この出会いは…
第8章 彼の家
「一ノ瀬さん、まさかここですかっ!?」
美怜が驚きの声をあげる。
「うん、そうだよ。」
そっ、そうなんですかっ!
美怜が驚くのも無理はない。
目の前にはきれいなタワーマンションが佇んでいるのだから!
パッと見ただけじゃ何階建てか分かりません。
「星さんといい、一ノ瀬さんといい…もう、何て言っていいか…」
美怜が苦笑いをして、マンションを見上げている。
「あはは、中は星んちのが広いよ。ほら、行こう。」
オートロックの扉を開いて、一ノ瀬さんが私たちを呼んだ。
その声に従って中に入ったけれど、予想通りエントランスでも驚いて、エレベーターでも驚いた。
いくつもあるボタンの最上階は28階。
一ノ瀬さんが押したのは15階だった。
エレベーターを降りて、一ノ瀬さんの部屋の前に着いて、また驚いた。
一ノ瀬さんがドアノブの上のケースみたいなものをパカッと開けて、ピッピッピッと押していたから。
暗証番号式玄関錠…とかって言うのだっけ。
そんなの初めて見ましたよ。
「どうぞ。入って?」
にこやかに笑っているけれど、このマンションに住んでいる一ノ瀬さんに少し引いてしまった。
美怜に背中をポンッと叩かれて、我に返った。
美怜を見ると、全てを察したような顔で苦笑いしている。
そんなアイコンタクトをしてから、私たちは一ノ瀬さんのお家にお邪魔した。
廊下を抜けたLDKは、星さんのお家ほど広くないと言ってはいたけど、同じくらい広くてきれいだった。
美怜が驚きの声をあげる。
「うん、そうだよ。」
そっ、そうなんですかっ!
美怜が驚くのも無理はない。
目の前にはきれいなタワーマンションが佇んでいるのだから!
パッと見ただけじゃ何階建てか分かりません。
「星さんといい、一ノ瀬さんといい…もう、何て言っていいか…」
美怜が苦笑いをして、マンションを見上げている。
「あはは、中は星んちのが広いよ。ほら、行こう。」
オートロックの扉を開いて、一ノ瀬さんが私たちを呼んだ。
その声に従って中に入ったけれど、予想通りエントランスでも驚いて、エレベーターでも驚いた。
いくつもあるボタンの最上階は28階。
一ノ瀬さんが押したのは15階だった。
エレベーターを降りて、一ノ瀬さんの部屋の前に着いて、また驚いた。
一ノ瀬さんがドアノブの上のケースみたいなものをパカッと開けて、ピッピッピッと押していたから。
暗証番号式玄関錠…とかって言うのだっけ。
そんなの初めて見ましたよ。
「どうぞ。入って?」
にこやかに笑っているけれど、このマンションに住んでいる一ノ瀬さんに少し引いてしまった。
美怜に背中をポンッと叩かれて、我に返った。
美怜を見ると、全てを察したような顔で苦笑いしている。
そんなアイコンタクトをしてから、私たちは一ノ瀬さんのお家にお邪魔した。
廊下を抜けたLDKは、星さんのお家ほど広くないと言ってはいたけど、同じくらい広くてきれいだった。