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この出会いは…
第8章 彼の家
朝ごはんはクリスマスディナー用に買った食材の余りしかなくて簡単なものしか作れなかったけれど、一ノ瀬さんがコーヒーを用意してくれて、一緒に食べた。
映画の続きをちゃんと見て、お昼は宅配ピザを頼んで、ケーキの残りも頂いて、駅まで送ってくれて、そこで一ノ瀬さんとは別れた。
家に着いたのは夕方だった。
鍵を開けて中に入った瞬間、身体を拘束された。
「知花、確保ーー!!」
「何時だと思ってるのー!朝帰りどころか、何時だと思ってるのー!!」
待ち構えていたのは、美怜と琴莉だった。
美怜め、合鍵を使ったな。
「あぁーら!!!かわいいネックレスね?」
めっ、めざといな!
こういう時のこの二人…
「あの…疲れてるのでお引き取り願えます?」
ため息混じりにそう言ってみても、今の二人には全く効果はない。
「疲れてないでしょ?一人だけリア充でしょ!」
「ねぇねぇ、やっぱりそれはクリスマスプレゼントなの?」
「いいなぁ。っていうか、こんな時間まで何してたの?」
「ホントに泊まって来るとはねー!」
はぁ…
この間髪入れない質問攻めの感じ。
せっかくゆったり、まったり過ごして幸せな気分だったのに。
「何よ、ため息って。」
「いろいろと…疲れてるのっ!軽く寝かせて。」
ベッドまで歩いて、布団に潜り込んだ。
「え…、一応聞くけど。まさか、寝かせてもらえない様な事でもあった、とか?」
ないわよっ!
布団から頭だけ出して二人を睨んだ。
その後も、結局寝かせてもらえずに、質問攻めは次の日まで続いた。
映画の続きをちゃんと見て、お昼は宅配ピザを頼んで、ケーキの残りも頂いて、駅まで送ってくれて、そこで一ノ瀬さんとは別れた。
家に着いたのは夕方だった。
鍵を開けて中に入った瞬間、身体を拘束された。
「知花、確保ーー!!」
「何時だと思ってるのー!朝帰りどころか、何時だと思ってるのー!!」
待ち構えていたのは、美怜と琴莉だった。
美怜め、合鍵を使ったな。
「あぁーら!!!かわいいネックレスね?」
めっ、めざといな!
こういう時のこの二人…
「あの…疲れてるのでお引き取り願えます?」
ため息混じりにそう言ってみても、今の二人には全く効果はない。
「疲れてないでしょ?一人だけリア充でしょ!」
「ねぇねぇ、やっぱりそれはクリスマスプレゼントなの?」
「いいなぁ。っていうか、こんな時間まで何してたの?」
「ホントに泊まって来るとはねー!」
はぁ…
この間髪入れない質問攻めの感じ。
せっかくゆったり、まったり過ごして幸せな気分だったのに。
「何よ、ため息って。」
「いろいろと…疲れてるのっ!軽く寝かせて。」
ベッドまで歩いて、布団に潜り込んだ。
「え…、一応聞くけど。まさか、寝かせてもらえない様な事でもあった、とか?」
ないわよっ!
布団から頭だけ出して二人を睨んだ。
その後も、結局寝かせてもらえずに、質問攻めは次の日まで続いた。