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この出会いは…
第10章 乗り越えたいモノ
祐side ↓
「わったしは…一ノ瀬さんなら、こっ、恐く…ありませんっ。そっ、そういう事をするならっ、一ノ瀬さんがいい、です…」
首に回された腕に力がこもる。
「いっ、一ノ瀬さんじゃなきゃ、や…です…」
あぁ、もうダメだ…
この腕をまたほどきたくない。
思いのままに知花ちゃんを抱き締めた。
「それは…ものすごい誘い文句だからね?」
腕の中から小さく『はい』と聞こえたのが分かり、知花ちゃんを抱えて起き上がった。
ベッドに座ったまま、サイドボードの引き出しの中からゴムを取り出す。
そして、それを知花ちゃんに見せた。
「最後までするよ?」
掌に乗せたゴムを見て、一瞬固まった知花ちゃん。
だけど、ゆっくりと視線を俺に戻して頷いた。
「好きだよ、知花ちゃん。」
両手で頬を包み、鼻がぶつかる距離でそう伝えた。
「わっ、たしも…好きですっ!」
「うん。」
目をぎゅっと瞑って答えてくれた知花ちゃんに愛しさが込み上げる。
知花ちゃんをそっとベッドに寝かせて、キスをした。
おでこに、瞼に、頬に、耳に…
くすぐったくて身体をよじった知花ちゃんの両手をベッドに縫い止めて、最後に唇を重ねる。
今までよりも深く、長く…
「ぁんっ…んっ!……ふぅ、んん…っ!」
知花ちゃんがこぼす甘い声も絡めとるようなキスをして、熱い口内を探る。
「あっ!……やっ…」
もう一度、耳にキスをすると、さらにかわいい声で答える。
もっと聞きたくて、耳たぶから耳全体にキスを施す。
「わったしは…一ノ瀬さんなら、こっ、恐く…ありませんっ。そっ、そういう事をするならっ、一ノ瀬さんがいい、です…」
首に回された腕に力がこもる。
「いっ、一ノ瀬さんじゃなきゃ、や…です…」
あぁ、もうダメだ…
この腕をまたほどきたくない。
思いのままに知花ちゃんを抱き締めた。
「それは…ものすごい誘い文句だからね?」
腕の中から小さく『はい』と聞こえたのが分かり、知花ちゃんを抱えて起き上がった。
ベッドに座ったまま、サイドボードの引き出しの中からゴムを取り出す。
そして、それを知花ちゃんに見せた。
「最後までするよ?」
掌に乗せたゴムを見て、一瞬固まった知花ちゃん。
だけど、ゆっくりと視線を俺に戻して頷いた。
「好きだよ、知花ちゃん。」
両手で頬を包み、鼻がぶつかる距離でそう伝えた。
「わっ、たしも…好きですっ!」
「うん。」
目をぎゅっと瞑って答えてくれた知花ちゃんに愛しさが込み上げる。
知花ちゃんをそっとベッドに寝かせて、キスをした。
おでこに、瞼に、頬に、耳に…
くすぐったくて身体をよじった知花ちゃんの両手をベッドに縫い止めて、最後に唇を重ねる。
今までよりも深く、長く…
「ぁんっ…んっ!……ふぅ、んん…っ!」
知花ちゃんがこぼす甘い声も絡めとるようなキスをして、熱い口内を探る。
「あっ!……やっ…」
もう一度、耳にキスをすると、さらにかわいい声で答える。
もっと聞きたくて、耳たぶから耳全体にキスを施す。