この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
この出会いは…
第11章 繋がる
「ふふっ。身体が辛いから…とかじゃないよね?」
そう言って笑いながら、私の止まらない涙のワケを聞いてくる。
私は首を横に振って、祐さんの背中に回したままの腕に力を入れて、再び抱きついた。
辛い…ワケないっ!!
「……だい、す、き…です。」
私を包む腕がピクッと動いた。
「嬉し、くてっ……」
「うん。」
「た、祐さんがっ、大好きだって…つ、痛感してましたっ…」
祐さんの腕の中で、見上げながらそう伝えた。
「うん。ありがとう。」
「私こそ、ありがとっ、ござっ…います…」
もう一度"大好きだ"と伝えようとした瞬間に、キスで唇を塞がれた。
「んんっ、あ、ふっ、はぁ……っ」
躊躇することなく舌を絡め取られて、涙が引っ込んでしまった。
しゃくり上げていた身体は落ち着いて、替わりにじわじわと広がるゾクゾク感に、今度は軽く仰け反った。
忘れかけていた感覚が甦ってくる。
意識した瞬間、スイッチが入ったように、お腹の奥が熱くなって、繋がっているところがきゅうっとなる。
間違いない。
私の身体は祐さんに欲情している。
「…くっ……はぁ…」
ふいに漏れた祐さんの息が甘くて切ない。
っ、やだ――…
祐さんの吐息が漏れる度に、勝手に身体に力が入る。
「ち、かっ…ちゃ……はぁっ、っ…」
祐さんが表情少し歪めて、身体を起こした。
あ、れ…?
もしかして…祐さん、痛いの、かな…?
どうしても身体に力を入っちゃうから?
苦しい、の……?
そう言って笑いながら、私の止まらない涙のワケを聞いてくる。
私は首を横に振って、祐さんの背中に回したままの腕に力を入れて、再び抱きついた。
辛い…ワケないっ!!
「……だい、す、き…です。」
私を包む腕がピクッと動いた。
「嬉し、くてっ……」
「うん。」
「た、祐さんがっ、大好きだって…つ、痛感してましたっ…」
祐さんの腕の中で、見上げながらそう伝えた。
「うん。ありがとう。」
「私こそ、ありがとっ、ござっ…います…」
もう一度"大好きだ"と伝えようとした瞬間に、キスで唇を塞がれた。
「んんっ、あ、ふっ、はぁ……っ」
躊躇することなく舌を絡め取られて、涙が引っ込んでしまった。
しゃくり上げていた身体は落ち着いて、替わりにじわじわと広がるゾクゾク感に、今度は軽く仰け反った。
忘れかけていた感覚が甦ってくる。
意識した瞬間、スイッチが入ったように、お腹の奥が熱くなって、繋がっているところがきゅうっとなる。
間違いない。
私の身体は祐さんに欲情している。
「…くっ……はぁ…」
ふいに漏れた祐さんの息が甘くて切ない。
っ、やだ――…
祐さんの吐息が漏れる度に、勝手に身体に力が入る。
「ち、かっ…ちゃ……はぁっ、っ…」
祐さんが表情少し歪めて、身体を起こした。
あ、れ…?
もしかして…祐さん、痛いの、かな…?
どうしても身体に力を入っちゃうから?
苦しい、の……?