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第11章 繋がる

違うっ！
イきたいんじゃないの！！！
首を横に振るけれど、抽送は止まらない。

「ふふっ。じゃあ、これならイける？」

「えっ、あぁっ！んあぁっ…―――っ！！」

指で秘芯を押し潰された瞬間に、目の前が真っ白くなって、身体が完全に制御不能に陥った。

「っきゃあ、あ、ぁ、ぁ、ぁ……っ！！！」

思いっきり仰け反って跳ねたと同時に、激しい痙攣に襲われて、歯がガチガチと鳴ってしまうほどだった。
身体を襲う快感と痙攣の波。

視界の中の祐さんが微笑んで、顔が近付いてくる。
あぁ、いつもの微笑み方だ…
そんな事を考えていたら、すでに鼻が触れる距離にいて、何度も啄むようなキスをされた。
その動作で、ナカに収まったままの祐さんのモノも少しずつ動くから、お腹の奥がヒクヒクと反応して、内腿にも自然と力が入ってしまう。

「はぁ、すごい気持ちいい。」

私を抱き締めながら、そう呟いて、胸に顔を埋められる。
痙攣が治まってきたのと引き換えに、今度はとてつもない疲労感が襲ってきて、それどころではない。
胸がくすぐったいけれど、もう、身体をよじる気力がない。

「身体、平気？」

耳元で囁かれた言葉に、身体がまたきゅうっと反応する。

「ふっ…、すごいね。知花ちゃん。」

恥ずかしくて顔だけをなんとか背けて、祐さんから視線を反らす。
そんな私の頬に手を滑らせて、優しく顔を戻す。

「そろそろ、俺、本気出してもいい？」