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第11章 繋がる

祐side↓

背筋を掛け上がるゾクゾク感に身震いがした。
優しくするとは言ったけれど、こんなに煽られては理性で押し留めるのも限界だ。
テンパって顔を隠す知花ちゃんを、上から見下ろして、思う。
全部食べ尽くしたい、と。
"庇護欲を掻き立てられる"なんて、以前に星が言っていたな。
でも、そんなものではない。
これは"支配欲"だ。
それに、掻き立てられたのは"庇護欲"なんかではなく"嗜虐心"だ。

自分の思うままに、めちゃくちゃにしたい。
腕の中に閉じ込めて、ずっと啼かせていたい。

「知花ちゃん…。ごめん、ちょっと優しく出来ないかも…」

「えっ、えっ…？あのっ…」

「最後までっ、止まれない…からっ。」

そう言って、抽送を再開する。
すでに馴染んでいる知花ちゃんのナカの絡み付く感覚が段々とキツくなってきている。
その締め付けを味わいながら、俺も次第に速度を早める。

「んっ、はぁ…――あぁ、あっ、だ…めっ…」

引き抜く時も捩じ込む時も、知花ちゃんのナカの素直な反応に、口角が上がる。
どこをどうすれば気持ちいいのか、聞かなくてもすぐに分かる。
今もまたナカの収縮と身体の痙攣が始まって、知花ちゃんがしがみついて堪えている。

「た、すく…さっ！ぎゅっ…て、して…くださっ」

あぁ、たまんないな。
知花ちゃんの嬌声が早く、大きくなってきて、限界が近いのが分かる。
俺にしがみついていた身体はほぼ力が入らなくなっているのか、しがみつけていない。