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この出会いは…
第13章 かけがえのない人
「ありがとうございます。ずっとずっと、大切にします!」
身体を反転させて、祐さんの腕の中に飛び込んだ。
「喜んでもらえて良かったよ。」
抱き締め返してくれた手が、私の頭を撫でて、耳、頬、顎へと滑る。
親指でそっと唇に触れて、口を開かれた。
近付いてきた顔にドキッとして、瞼を閉じた。
「ん…。」
いきなり絡まる舌に呼吸を奪われる。
ぼーっとし始める頭で必死に祐さんにしがみついてキスに答える。
あ、またこの感覚…
好きで好きで堪らなくて、苦しくて…
胸を掻きむしりたくなる衝動。
溢れる思いを正確に表す言葉が思い付かなくて、苦しい。
気が付いたら、祐さんの頬を両手で包んで、自分からもキスをしていた。
恥ずかしいけれど、止められない。
「知、花ちゃ…」
「ふ、ぅん――…、んっ…」
呼んでくれる名前までを吸い込むかのようなキスを繰り返した。
「はぁっ…、こういう知花ちゃんも堪らないな。」
腕を引っ張られて祐さんの膝の上に股がる様に座った。
濡れた私の唇をクイッと拭う祐さんは、不敵な笑みを携えた、ものすごく色っぽい男の人の顔をしていた。
その顔と間近で目が合って、身体がゾクリと震えた。
じわっとナカが潤い始めたのが自分でも分かった。
私の身体、完全に変わっちゃった…
私、ホントに変だっ。
「ふふっ、大丈夫。」
そう右の口角を上げて、私の頬を撫でた。
きっと、私の思考や身体の変化までバレている。
身体を反転させて、祐さんの腕の中に飛び込んだ。
「喜んでもらえて良かったよ。」
抱き締め返してくれた手が、私の頭を撫でて、耳、頬、顎へと滑る。
親指でそっと唇に触れて、口を開かれた。
近付いてきた顔にドキッとして、瞼を閉じた。
「ん…。」
いきなり絡まる舌に呼吸を奪われる。
ぼーっとし始める頭で必死に祐さんにしがみついてキスに答える。
あ、またこの感覚…
好きで好きで堪らなくて、苦しくて…
胸を掻きむしりたくなる衝動。
溢れる思いを正確に表す言葉が思い付かなくて、苦しい。
気が付いたら、祐さんの頬を両手で包んで、自分からもキスをしていた。
恥ずかしいけれど、止められない。
「知、花ちゃ…」
「ふ、ぅん――…、んっ…」
呼んでくれる名前までを吸い込むかのようなキスを繰り返した。
「はぁっ…、こういう知花ちゃんも堪らないな。」
腕を引っ張られて祐さんの膝の上に股がる様に座った。
濡れた私の唇をクイッと拭う祐さんは、不敵な笑みを携えた、ものすごく色っぽい男の人の顔をしていた。
その顔と間近で目が合って、身体がゾクリと震えた。
じわっとナカが潤い始めたのが自分でも分かった。
私の身体、完全に変わっちゃった…
私、ホントに変だっ。
「ふふっ、大丈夫。」
そう右の口角を上げて、私の頬を撫でた。
きっと、私の思考や身体の変化までバレている。