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自己負担。
第11章 明という人


「はあ……葉月……」

アキは名残惜しそうに唇を離すと、
私の涙をぬぐって再び軽く唇をあわせた。

「あっ……アキ……はあ……んっ!」

アキは私の顎をクイっとあげると顔を横に倒した。
訳が分からず顔を横に向けると、
私の首に自分の顔を近づけて、首筋に優しく吸い付いた。

「あっ……はあ…っ!あっ!!」

アキの吐息が首にかかる度にくすぐったさで体が震える。

それでも手が押さえつけられているせいで振り払えない。

「やっ…アキ……だめ、
跡つけちゃ……」

「葉月、気づいてなかったの?
首の裏薄っすらついてるよ、」

うそ。
いつ?
思い当たる相手は先輩しかいない。


「やっ……ごめん…」

「大丈夫、もう俺が上から強く付けといたから…」

アキに付けられるなら良いかな?
そんな風に軽く考えてしまう。

顔を横に向けたまま目を開くと、
入り口の扉が少し開いているのが目に入る。

「アキっ!扉あいて……」

「大丈夫だって、夢乃しかいないから。」

そういうとまたわたしの首筋に顔を埋める。
それがマズいんだってば!
アキの手を振り払おうとしてもビクともしない。

いままでアキの胸を強く押せば離れてくれたのは、
手加減してくれていたということなのだろうか。

「だめっ……見られたら…」

「ごめん、もう我慢できない。」

アキはわたしの顎をもう一度掴むと、
顔を上に向けて唇をあわせた。


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