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自己負担。
第1章 私への思い

夢を見過ぎてたのかも知れない。


いつのまにか先輩と一緒にいるのが当たり前になっていて

夢乃先輩の存在すら忘れてしまっていた。
今日"アイツと帰る"と言われるまで。



「ハンカチ…使わなかったんだな」


「え?」


「いや…なんでもない」


隣にいるのは神村君なのに先輩のことばっかり考えてた。

神村君の話なんて上の空で。






理想や憧れが

現実とあまりに大きな差に愕然とする。


きっと神村君が彼氏だったら

先輩とは違って一人の女の子に一途なんだろうな。
周りには冷たいけど、彼女には優しいんだろう。



「ねえ…神村君」


「なんだ」


「神村君って
今恋してる?」


「どうだろうな。」


「神村君って一途?」


「どうだろうな。」


「神村君って……」




「なんだ」




「……」


答えの返ってこない彼にずっと問いただして行くのも悲しくなって空を見上げた。


「なんだよ、気になるじゃないか」


「…言っても神村君答えてくれないから」


「まあな」



もうやめなきゃな

彼ばかり頼る生活も。



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