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自己負担。
第4章 正しい答え


「俺…別れないっていったよね?
葉月の本当の気持ち、まだ全部聞いてない。」





"離れたい"


そう言ったら先輩は私の手をそっと握って、
軽く唇をあわせて言った。

こんな切なくて苦しいキス、いらないよ。
やっと決心した私の心がグラグラと揺れるのが分かる。

「別れたい」なんて言えなかった。
心ではそんな風に思ってない。


すごく勝手な人だけど、私を見る瞳には愛があった。
それが例え彼の愛情の50%しかなくても、
ずっと私の手を握っててくれなくても…

「…夢乃と別れればいい?
俺が葉月だけ見るようになれば、
葉月は俺のものになるの?」

あふれてきた涙と一緒に、先輩がすきだって言ってしまいそうになる。

私だけをみてくれるって言うなら
初めからそうしてくれれば良かったのに。
それなら私はこんなに苦しむ必要なんてなかったんだ。





「先輩…














私を先輩のものにして」













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